令和3年度の地域別最低賃金 厚生労働省が全国一覧を公表しました。
厚生労働省から、令和3年度の「地域別最低賃金の全国一覧」が公表されました。
令和3年7月中旬に中央最低賃金審議会が示した「令和3年度地域別最低賃金額改定の目安について(答申)」では、ランクを問わず、全国一律で28円引上げの目安が示されていましたが、地方最低賃金審議会の判断で、28円を超える引き上げを行う県もありました。
以下の4点が改定のポイントです。
- 47都道府県で、28円~30円、32円の引上げ(引上げ額が28円は40都道府県、29円は4県、30円は2県、32円は1県)
- 改定額の全国加重平均額は930円(昨年度902円)
- 全国加重平均額28円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額
- 最高額(1,041円)に対する最低額(820円)の比率は、78.8%(昨年度は78.2%。なお、この比率は7年連続の改善)
発効年月日も掲載されていますので、改めて確認しておきましょう。
<令和3年度地域別最低賃金改定状況>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/index.html