「令和2年度11月「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果」が公表されました

ゴールデンウィーク明けの5月7日に昨年11月の「過重労働解消キャンペーン」での重点監督の実施結果が公表されました。

監督実施事業場9,120のうち、71.9%(6,553)が労働基準関連法令違反という結果になっています。
違反の内訳は以下の通りです。
1.労働時間 30.8%
2.賃金不払残業 5.2%
3.健康障害防止措置 20.1%

過重労働や長時間労働に対する監督は引き続き重点的に実施される傾向です。
特に、安全衛生法の改正において強化された健康確保措置の義務付けについては、事業主や企業様が対象となる労働者に関して勘違いをされている場合が多いです。
安全衛生法の対象者は労働基準法と異なりますので、改めて注意が必要です。

<令和2年度11月「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18389.html