各業界の男女共同参画についてのアンケート調査結果と職場のセルフチェックシート(試作版)が掲載されています。

 昨年のハラスメントに関する改正法の施行から、様々なところで注目を集めているジェンダーに関する問題について、 内閣府男女共同参画局は、先日、「男女共同参画推進連携会議の参加団体における男女共同参画の現状把握と取組状況」のアンケート調査結果を公表しました。

 アンケート調査は、男女共同参画推進連携会議に参加している団体の傘下の企業・組織を対象に実施されており、回答した43団体を6つのセクターに分類し、結果が集計されています。

 調査結果で挙げられている課題は以下の通り

  • 多くのセクターで意思決定を男性が担っている状況が顕著にみられた。
  • 法遵守、啓発は行っているが、戦略実行まで進んでいないセクターが依然として多い。
  • 専門サービス分野が全体的にスコアが高い。

 また、今回のアンケートの項目を参考に、「職場のジェンダーギャップチェックシート」を作成、公開されています。チェックした項目によって、どこに問題があるかに気づくヒントが得られるような作りになっていますので、ご活用してみましょう。

セルフチェックシートはこちら

 ポイント合計が比較的高かった団体の取組内容をヒアリングし、ベストプラクティス事例とナレッジポイントがまとめられています。

アンケートの結果はこちら

<内閣府男女共同参画局:各業界の男女共同参画についてのアンケート調査結果と職場のセルフチェックシート(試作版)>
≫ https://www.gender.go.jp/kaigi/renkei/team/WEPs/questionnaire.html