令和3年度の地域別最低賃金 すべての都道府県が答申した改定額が公表されました。 7県で目安超え 全国平均は930円に
厚生労働省は、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和3年度の地域別最低賃金の改定額を公表しました(令和3年8月13日公表)。
これは、令和3年7月16日に厚生労働大臣の諮問機関である中央最低賃金審議会が示した「令和3年度地域別最低賃金額改定の目安について」などを参考として、各地方最低賃金審議会で調査・審議した結果を取りまとめたものです。
ポイントは、次のとおりです。
答申された改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により、10月1日から10月上旬までの間に順次発効される予定です。
決定されたのちの改定は10月になりますが、最低賃金を下回るような金額の従業員がいないかを確認し、いるときには給与額の見直しを進めましょう。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました>
≫ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20421.html
<令和3年度 地域別最低賃金 答申状況>
≫ https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000662334.pdf